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【Zoom】ウェビナーを使って授業をどのように行うか考えてみた

大学の授業をベースに考えます。中学・高校も大きくは変わらないようには考えてみます。

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    1. 事前準備
      授業のスケジュールを登録について
    2. 授業の通知
      授業を開始するためのリンク(URL)の通知について
    3. 授業に参加する
      先生・学生の授業の参加方法について
    4. 出席をとる
      学生さんの出席をとる方法について
    5. 提出物
      学生さんが先生に提出物がある場合
    6. 授業開始
      授業の開始に伴って、画面の説明等について
    7. 先生が学生に質問する場合がある
      先生が学生に質問する場合のフローについて
    8. 学生が先生に質問する場合がある
      学生が先生に質問する場合のフローについて
    9. 授業のシメ
      授業の最後のあたりについて

授業のおおまかな流れは?

  1. 先生がくる
  2. 出席をとる(とらない場合もある)
  3. 学生が課題を提出する場合がある
  4. 授業が始まり、基本的に先生メインで進む
  5. 先生が学生に質問する場合がある
    質問に対して、学生が回答する場合がある
  6. 学生が先生に質問する場合がある
  7. 先生が授業のまとめに入る
  8. 先生が課題を出す場合がある
  9. 授業が終わる
  10. 先生が帰る
自分の古い記憶から書いただけなので、不足がある可能性が高いです。ご指摘や何かアドバイス等ありましたらコメントいただけますと有難いです。

Zoomの「ウェビナー」で実施する方法

それでは、これを元に実際にZoomのウェビナーで実施できるかを検討してみたいと思います。

1.事前準備

授業のスケジュールはあらかじめ決まっているかと思います。そのスケジュールを元に「ウェビナーをスケジュールする」からウェビナー上で授業を予約しておきます。

基本的な予約方法はYoutubeでZoomさんがアップされているので、そちらをご確認ください。
>Youtube:ウェビナーのスケジュール

「登録」を必須にする

ウェビナーをスケジュールする際に「登録」を必須にすることができます。必須にした授業(ウェビナー)の場合、授業の開始前に質問したり、承認したりできます。

授業をウェビナーで行う場合は、「登録」を必須にすることをオススメします。

★オススメの理由

実は「登録」を必須にしていない場合でも、出席者は「メールアドレス」と「名前」の入力が必要です。
>Zoomさんのヘルプ:登録が不要なウェビナーをスケジュールする

「登録」を必須にした場合は、質問を最小限にすると「メールアドレス」と「名前」に加えて「姓」の入力が必要です。ただし「姓」は任意(空でもOK)にもできます。

つまり、「登録」が必須かどうかで参加者の手間は大きく変わりません。

ここで「登録」を必須にした場合のメリットをご紹介します。
「登録」を必須にしておくと「承認」が行われます。「承認」といっても「自動承認」にしておけば手間もかかりません。そして、登録者の一覧を確認することができます。その一覧では「名前」や「メールアドレス」をコピーすることもできますので、出席をとりたい場合などに便利です。授業を終わった後にはCSVレポートを作成することもできますのでそのまま出席資料として使えます。授業において学生さんの参加状況を把握しやすいのは大きなメリットだと思います。

よって、どちらにしても同じような手間が掛かるのであれば「登録」を必須にし、質問を最低限に抑え、「自動承認」とすれば、出席をとる際に便利というメリットがありますので、「登録」必須をオススメしました。

また「メールアドレス」と「名前」の入力が必要なことを学生さんに周知しておいた方がスムーズに授業を開始できると思いますので授業のリンクの近くに注釈をいれておくと良いと思います。

「手動承認」にするとセキュリティ向上になる

「登録」を必須にすることで学生(参加者)を承認できるようになります。承認には「自動承認」と「手動承認」があります。

もし1つの授業に対してメインの先生とサポートの先生の2人体制で行えるのであれば「手動承認」にして参加者をチェックすればセキュリティ向上になるかと思いますのでオススメです。

ただし、人員と手間があまり掛けられない場合であれば「自動承認」でも問題ないかと思います。ヒューマンエラーなどで授業リンクが外部に漏れない限りは自動承認でもそこまで問題はないかと思います。

質疑応答

「ウェビナー」の質疑応答にはチェックを入れておきましょう。授業でQ&Aを利用することができ、学生さんとの質疑応答をスムーズに行うことができるようになります。

2.授業の通知

予約した「ウェビナー」を確認すると「参加者を招待」>「ウェビナーに参加するためのリンク」に授業が開くためのリンク(URL)が書かれています。そのリンクをを対象の学生さんに事前に通知します。

前項でも紹介したウェビナーのスケジュールの動画に説明がありますので、参考URLを貼っておきます。87秒から開始するよう指定していますが、初めて見る方はもう少し前から見た方が分かりやすいかと思います。
>Youtube:ウェビナーのスケジュール

学生さんへの授業の通知方法は複数あるかと思いますが、大学などであれば学内のポータルサイト(学生さんがログインして閲覧するようなサイト)があるかと思いますので、そちらに授業のリンク一覧を記述するのが良いかと思います。もし可能であればログインしている学生さんに必要な授業のリンクのみ表示されると更に使いやすいでしょう。

3.授業に参加する

先生も生徒も基本的には同じ方法で授業に参加できます。

先生が授業を開始する

管理画面のウェビナー一覧を開きます。
その中から該当するウェビナーの「開始」をクリックします。

引用元:Zoomのキャプチャ※IDはサンプルとして書き換えています

後は学生さんと同じですので、下記をご確認ください。

余談ですが

実のところ、先生がウェビナーを開始した状態と、学生さんがウェビナーに参加した状態は同じ状態です。ウェビナーに参加後、先生は主催者として認識され、学生さんは視聴者と認識される感じです。
よって、下記「学生さんが授業に参加する」と同じ手順でも先生はウェビナーを開始することができます。

学生さんが授業に参加する

通知された授業のリンク(URL)をクリックします。

参加方法の流れはYoutubeでZoomさんがアップされているので、そちらをご確認ください。動画はミーティングの参加方法となっていますが、ウェビナーでもほとんど同じです。
>Youtube:ミーティングの参加

「登録」が必須となっている場合

通知された授業のリンク(URL)をクリックした後、アドレスや先生からの質問に答えるためのフォームがあるページが表示されます。それに回答した後、上記と同じ流れになります。

「メールアドレス」と「名前」の入力が必要なことを学生さんに周知

既に上でも書きましたが「メールアドレス」と「名前」の入力が必要なことを学生さんに周知しておきましょう。その方がメールアドレスをあらかじめ準備しておくなどスムーズに授業を開始できると思います。

4.出席をとる

「1.事前準備」の「登録」を必須にするで少し触れましたが、「登録」を必須とすることで、登録者一覧を確認することができます。「名前」「メールアドレス」などをコピペできますのでそちらで出席をとることが可能です。どこで確認できるかと言いますと、管理画面の該当の授業(ウェビナー)の編集画面の一番下に「参加者を管理」とあります。その右側の「表示」をクリックすると一覧が表示されます。

更に便利なのが、授業(ウェビナー)終了後に登録者一覧のCSVレポートを作成することができます。
>ウェビナーのレポート作成

学生さん側は授業に参加すれば出席に関しては特に意識する必要はありません。

5.提出物

Zoomのチャット機能でファイル転送ができるようです。
>ミーティング内ファイル転送-

こちらの方法でも提出物はやり取りできますが、容量は無制限ではないようです(明記はありませんがエラーになるようです)。

よって、以下の方法のいずれかでの提出が無難かと思いますので、検討してみてください。

ギガファイル便であれば簡単にパスワードが付与できます。ただ、鍵付きZIPファイルにして、ギガファイル便で更にパスを掛けてリンクを先生に送る方がより安全なのかなとは思います。

6.授業開始

授業「ウェビナー」を開始すると先生のみ画面上に表示されていますので、通常時の授業を始める形で授業をしていけばOKです。

Zoomのウェビナーの基本操作

ミーティングの方もほとんど共通だと思います。

基本的な機能に関しては、Zoomさんのヘルプに記載されている下記動画がとても分かりやすく参考になりました。
https://zoom.us/rec/play/75clI-38-D03GdTE5ASDV_J8W426L6usgXJM8_JezUa3BnRVO1qub-MWNt54RNOJPD9J8DYJlM9_HNo?startTime=1583301948000

倍速でも一通り見るのが一番良いかとは思いますが、時間がない方のためにザッとですが、時間ごとに何が説明されているかを書いてみました。

29分20秒より前は、アドオンやクロームなどの拡張機能などを使ってスケジュール設定を行う方法が説明されていました。下記はミーティング・ウェビナーが始まった後の画面上の説明をピックアップしたものです。参考になれば幸いです。
※時間はだいたいそのあたりという目安です

7.先生が学生に質問する場合がある

引用元:Zoomのキャプチャ

先生は画面下部の「参加者」をクリックし一覧を開きます。

引用元:Zoomのキャプチャ

次に「視聴者」をクリックすると学生さんの一覧を確認できます。
その中から誰かを指定して質問します。上の画像の場合ですと「Owner」さんが学生にあたりますので、「Ownerさん、~~~についてどう思いますか?」などウェビナー上で話しかければ先生から学生さんへの質問が可能です。

質問に対して、学生が回答する場合がある

引用元:Zoomのキャプチャ

質問後、ウェビナーの「視聴者」一覧の質問をあてた学生にカーソルを合わせ、「トークを許可」をクリックします。すると、学生さんが話せるようになります。先生側もミュートが解除された状態であれば会話が可能となりますので、質問・回答のやり取りができます。

8.学生が先生に質問する場合がある

質問する方法は3通り考えられます。

手を挙げて音声で質問

引用元:Zoomのキャプチャ

「手を挙げる」をクリックします。

引用元:Zoomのキャプチャ

すると先生側の視聴者一覧の方に手を挙げていることが伝わりますので、前項「質問に対して、学生が回答する場合がある」と同様にミュートを解除し、学生さんに質問を促します。先生と学生さんで会話にて質疑応答を行います。

メッセージで質問して、音声で回答

引用元:Zoomのキャプチャ

「Q&A」をクリックすると質問を入力する画面が表示されます。「質問をここに入力してください…」となっている部分に質問を書いて送信します。

引用元:Zoomのキャプチャ

すると、先生側でQ&Aを確認できます。

引用元:Zoomのキャプチャ

「ライブで回答」をクリックし、授業の中(ライブ)で回答してください。終わった後は「完了」というボタンをクリックすると、「応答済」となります。

メッセージで質問してメッセージで回答

引用元:Zoomのキャプチャ

「Q&A」をクリックすると質問を入力する画面が表示されます。「質問をここに入力してください…」となっている部分に質問を書いて送信します。

引用元:Zoomのキャプチャ

すると、先生側でQ&Aを確認できます。

引用元:Zoomのキャプチャ

「回答を入力」をクリックします。

引用元:Zoomのキャプチャ

テキストにて回答できます。メッセージを打つ必要があるため、先生が2人体制で授業をしている場合に有効かと思います。回答を送信すると「応答済」になります。

9.先生が授業のまとめに入る

授業にてまとめればOKです。

10.先生が課題を出す場合がある

課題が口頭で済むものであれば授業で伝えればOKです。

もし、ファイル渡すものがあれば、前述の提出物と同じような形になります。

Zoomのチャット機能でファイル転送ができるようです。
>ミーティング内ファイル転送-

こちらの方法でも課題を渡すことはできますが、容量は無制限ではないようです(明記はありませんがエラーになるようです)。

よって、学内のポータルサイトから課題をダウンロードできるようにするのが一番安全かと思います。ご検討ください。

11.授業が終わる&先生が帰る

引用元:Zoomのキャプチャ

授業が終わった後は、先生が「ミーティングの終了」をクリックします。※画面右下にあります

引用元:Zoomのキャプチャ

「全員に対してミーティングを終了」をクリックします。すると学生さん含めすべての参加者を強制的に終了させることができます。

以上で、授業は完了です。

最後に

授業の流れを想像してみてウェビナーであればどのように再現できるか考察してみました。あくまで私が想像した形です。実際に試したわけではありませんので確証はありませんが、ある程度形にはなるのかなと思います。

実際に相談があったので、実際に色々とテストしながらまとめました。新型コロナの影響で実際にZoomでするかどうかも含め模索しているようです。私も何かしらお役に立てるようなるべくは詳しく調べたいと思っています。

他にもオンライン授業を実現できそうなツールがあるかと思いますので、知識を増やす上でもいろいろと調べてみたいと思います。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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