「【Wordpress】style.cssに書くこと-オリジナルテーマを作るために」でWordpressの情報は「テーマの名前」だけにした「style.css」の書き方を紹介しました。
今回は「テーマの名前」以外の記述方法や見え方をチェックしていきます。
※僕はバージョンぐらいしか付けたことがありませんが…
テーマ情報の書き方
@charset "UTF-8"; /* Theme Name:lucklog Theme URI: https://theme.lucklog.info/ Author: Luck Author URI: https://lucklog.info/ Description: オリジナルテーマをテスト的に作成しているテーマです。 Requires at least: 5.3 Tested up to: 5.7 Requires PHP: 5.6 Version: 1.0 License: GNU General Public License v2 or later License URI: http://www.gnu.org/licenses/gpl-2.0.html Text Domain: lucklog Tags: テストテーマ, 1カラム, お知らせ */
各項目の内容
Theme Name | テーマの名前 |
---|---|
Theme URI | テーマを紹介しているサイトURL |
Author | テーマの制作者 |
Author URI | テーマの制作者のサイトURL |
Description | テーマの説明 |
Requires at least | 最低限必要なWordpressのバージョン |
Tested up to | テーマが問題ないか、テスト済のWordpressのバージョン |
Requires PHP | 必要なPHPのバージョン |
Version | テーマのバージョン |
License | テーマのライセンス |
License URI | ライセンス情報が掲載されたサイトURL |
Text Domain | 翻訳する文字列を取得する際に必要なIDみたいなもの |
Tags | テーマの特徴をタグ形式で書く。Wordpressの管理画面で検索されたときのキーワードになる |
外観>テーマ>テーマの詳細の見え方
外観>テーマのテーマ詳細に表示(使用)される項目は「Theme Name」「Author」「Author URI」「Description」「Version」「Tags」の6つです。
公式サイトでの見え方
WordPress公式サイトのテーマのページに表示(使用)される項目は「Version」「Requires at least」「Requires PHP」「Theme URI」です。上記「外観>テーマ>テーマの詳細」で表示されなかったものが表示されている箇所を一部ピックアップしています。
表示が見当たらなかった項目
「Tested up to」「License」「License URI」「Text Domain」の4つです。
「Text Domain」は翻訳データを取得する際に使われるIDのようなものなので、目に見えるところには出てこないと思います。
残りの「Tested up to」「License」「License URI」に関してはどこかしらに表示されても良いように思いますが、見当たりませんでした。
「Tested up to」
想像の域は超えませんが、「Tested up to(テーマが問題ないか、テスト済のWordpressのバージョン)」はプラグインでは見られる「使用中の WP バージョンと互換性あり」「使用中の WordPress バージョンで未検証」あたりに該当するのかなと思います。ですのでどこかに表示されていそうな気もします。
「License」「License URI」
Licenseに関しては、「style.css」内に表記があるということで、ネット上で見えなくても問題ない項目かなと思います。
まとめ
「style.css」で設定できるテーマ情報を見てきましたが、「Wordpress公式テーマに登録する」「テーマを販売する」といった場合以外であれば、「テーマの名前」が最低限あれば十分かなと思いました。
その他書くとすれば、「Author(テーマの制作者)」「Author URI(テーマの制作者のサイトURL)」「Description(テーマの説明)」「Version( テーマのバージョン)」くらいでしょうか。
これは書いておいた方が良いというのがありましたら、コメントいただけると幸いです。
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