WPでサイトを作成した際、クライアントが更新しやすいように管理画面から余計なものを削除し、整理することがあります。プラグインの「Adminimize」を使用して対応をしているので、簡易的にスッキリとさせる方法をご紹介します。
スポンサーリンクAdminimizeで管理画面をカスタマイズ
設定>Adminimizeを開くとこのような感じで、色々と設定できます。今回はeditorに「投稿」だけさせたいという内容で設定していきます。
ツールバーを整理する
↓にカスタマイズします。
クライアントが更新する分には「サイトを見る」と「ログアウト」があれば十分だと思います。
※サイトを見るは「LUCKLOG」にカーソルを合わせると出てきます
ログアウトだけにする
「Backend Options」の「User-Info」を「Only logout」にする
サイト更新者には不要なメニューを非表示にする
「Admin Bar Back end Options」にて上記の通りチェックします。
太字が親で細字が子です。親にチェックを入れると、子も一緒に非表示になります。また、今回はユーザを編集者グループとしますので編集者の列にチェックを入れています。
「WordPress について Group 」・・・Wordpressロゴマーク
「00件のコメントが承認待ちです Group」・・・コメント
「新規 Group」・・・新規
余計なサイドメニューを非表示にする
↓にカスタマイズします。
プロフィール以外の不要なサイドメニューを非表示にする
引用元:Wordpress
「Menu Options」にて上記の通りチェックします。管理者とは違い編集者という時点で制限が掛かっているので、そこまでチェックは要りません。
これで「プロフィール」以外は非表示にできました。
サイドメニューのプロフィールを非表示にする
「Global options」のYour own options Option name という一番下にサイドメニューの「プロフィール」のidを指定します。idなので、頭に「#」を付けて、「#menu-users」と入力し、「Update Options」をクリックします。
すると、「Global options」の一覧の一番下に「#menu-users」が追加されるので、そこにチェックを入れて「Update Options」をクリックします。
プロフィールのidの見つけ方
「プロフィール」を右クリックし、「要素を調査」をクリックします。
※上記はFirefoxですがその他ブラウザも同じような手順です
青ラインのところが選択状態でソースが表示されますが、親の黄色背景部分が「プロフィール」本体となります。ここのid「menu-users」を使用しています。
ログイン時のページの指定
ログイン時のページは、サイドメニューに「ダッシュボード」が表示されている場合は「ダッシュボード」、非表示の場合は「プロフィール」となります。「ダッシュボード」と
「プロフィール」を両方非表示にした場合は、サイドメニューには非表示ですが、「プロフィール」ページが表示されてしまいます。これだと不便なので、「投稿」に変更します。
「Backend Options」の「Dashboard deactivate, redirect to」を「Manage Posts (edit.php)」にします。
ちなみに、「Other Page」を選択して、その下の入力欄に管理ページのURL末尾(パラメータ含む)を記入すれば、任意のページへ飛ばすことが出来ます。つまりカスタム投稿にも遷移させることができます。
クライアント(更新者)用のカスタマイズ完了
↑カスタマイズ前↓カスタマイズ後
これでスッキリしたのではないでしょうか?その他細かい調整もできますが、余計なものがないだけでもだいぶ管理はしやすくなるのではないでしょうか?
おまけ
プラグインの追加
プラグイン>新規追加>検索窓に「Adminimize」と入力すると「Adminimize」が表示されるので、「今すぐインストール」をクリックします。
「有効化」をクリックします。
設定に「Adminimize」が追加されました。
ユーザを追加
次にクライアントに渡すユーザを作成します。私はいつも「editor」としていまので、「editor」で作成します。
ユーザ>新規追加でユーザを追加します。
ユーザ名、メールアドレス、(パスワード)、権限グループを設定し、「新規ユーザーを追加」をクリックします。
メールアドレスはgmailのエイリアス「●●●+editor@gmail.com」を使うと便利です。権限グループは「編集者」で対応することが多いです。パスワードは「パスワードを表示」をクリックすると強めのパスワードが設定されているのでそれを使っても良いでしょう。
今回はクライアント自身、または更新担当者と少数の方が編集する場合とします。「編集者」にして強い権限を持たせ、そこから権限を弱めていくとカスタマイズしやすいです。
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