canonical(カノニカル)を設定しておこう!

WPなどを使っているとcanonicalは自動で設定されていて、あまり意識することはないかと思います。

僕も自分で設定することはありませんでした。ですが、今回自分で動的ページを作る際に、canonical属性を設定する必要が出てきましたので、内容と設定方法について残しておきます。

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canonical(カノニカル)の設定方法

<link rel="canonical" href="https://lucklog.info/">

とても簡単ですね。こちらをheadタグ内に設定すればOKです。headタグ内の位置としてはそこまで厳密に求められることはないと思います。少し開始タグ(<head>)よりに置いておこうかなくらいでいいと思います。

コピーして使う場合は太字にしてある「URL部分」を変更してご利用ください。

canonical(カノニカル)とは?

では、canonical(カノニカル)とはどういったものか確認しておきます。

検索エンジンに正しいURLを伝えるための「URLの正規化」を設定するものです。

「正規化」と聞くと分かりにくく感じますが、簡単にいうと、URLはちょっとだけ違うけど、実は同じページなんですよー。で、本物のURLはこれです!と検索エンジンに伝えるためのものです。

この設定で正しいURLを伝えておくことで、SEOの評価が分散してしまうことを防げるので、重要なわけですね

当サイトのトップページを例に挙げると

当サイトのトップページのURLは「https://lucklog.info/」ですが、実は他のURLでもこのページを表示することができます

いくつかピックアップすると、下記のようになります。

  1. https://lucklog.info
    ⇒末尾「/」なし
  2. https://lucklog.info/index.html(もしくはindex.php)
    ⇒トップページのファイル名表記あり
  3. http://lucklog.info/
    ⇒「https」ではなく「http」
  4. https://www.lucklog.info/
    ⇒「www」あり

etc…

これらを組み合わせたURLでもページは表示できるので、本当にたくさんあります。
※たとえば、「3」「4」を組み合わせれば「http://www.lucklog.info/」となります

当サイトの場合はリダイレクトされます

当サイト(他のサイトのほとんども)はcanonicalと合わせてhtaccessによってリダイレクト処理も行っていますので、実際にアクセスしても正しいURL「https://lucklog.info/」へリダイレクトされます。

同じページが複数のURLでアクセスできると、SEOの評価が分散してしまう

上記の例のように同じページなのに、いろいろなURLでアクセスできると、検索エンジンは、各URLを別ページと見なし、似たコンテンツが他にもありオリジナリティが低いページと判断してしまいます。その結果、ページの評価が下がってしまう可能性があります。

せっかく、時間を掛けて作成したページがこのような理由で低評価になってしまうのは悲しいことです。正しく検索エンジンに判断してもらえるよう、設定しておきましょう!

あわせてリダイレクトも対応しておこう!

canonical(カノニカル)の設定とあわせて、htaccessでの301リダイレクトも是非設定しておきましょう。

301リダイレクトはドメイン変更時の引っ越しのためのリダイレクトだったり、URLが恒久的(変更後は当分の間(この先ずっと)変わらないという意味)に変わる場合にも利用します。重要なのが、301リダイレクトはSEO的な評価を下げないという点です。

住所はこっちに変わりましたよーと伝える感じです。

canonical(カノニカル)は、正しい(変更後の)住所を教えてくれて、301リダイレクトは正しい(変更後の)住所へ連れて行ってくれるというイメージですかね。

(参考)301リダイレクトいろいろ

・最後に「/」があるURLを正としたい場合
https://lucklog.info/htaccess-url-end-slash/

・www無しのURLを正としたい場合
https://lucklog.info/htaccess-url-www-remove/

・www有りのURLを正としたい場合
https://lucklog.info/htaccess-url-www-add/

・index.html/phpの表記無しURLを正としたい場合
https://lucklog.info/htaccess-url-index-remove/

まとめ

  • canonical(カノニカル)の設定はとても簡単(下記)
    <link rel=”canonicalhref=”https://lucklog.info/“>
  • canonical(カノニカル)はheadタグ内に設定する
  • 同じページなのに色々なURLでアクセスできると検索エンジンの評価が下がってしまう
  • あわせて301リダイレクトの設定もしておこう!

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