副業の現状を知って判断しよう
総務省「就業構造基本調査」によると、2002~2017年の副業率は4%程度でずっと横這いです。人数でいうと280万人あたりです。そして、次に集計されるのはおそらく2022年。 そのとき副業者の割合はどうなっているのでしょうか。 どちらにしても、「その間に準備をしていたかどうか」「始めていたかどうか」で大きな違いが出てきます。先行者のメリット・出遅れた人のデメリット
Youtubeなどもそうですが、先行者のメリットは大きいです。 始めてもいない、準備もしていないのであれば、副業者が増えてきた頃にはもう乗り遅れています。 稼ぐための機会を損失してしまいます。僕のケースだと、1年遅れれば40万円の損失とも考えられるのです。 これは明らかにデメリットです…。 だからこそ、副業を始めないにしても、知ること・準備をすることだけでも始めませんか? 身につけた技術はあなたの財産になります。キャリアアップや転職にも役立ちますし、あなたの資産を作るための武器にもなります。 事実、僕は本業でも強い武器になりました。稼ぐ方法 1:サイトを作るスキルを持つ
「やったことないよー」「難しいんじゃない?」 安心してください。そんなに難しくはありません。 しかも、サイト作成を依頼してくる人も「難しい」と思っています。なので、サイト作成のお仕事が存在します。 そして、その数は割と多い。それはそうですよね。 ですが、「難しい」と思っているからこそ依頼するわけです。 ”案件数が多い” これは副業をする上でとても重要だと思いませんか?サイト作成に必要なスキルは?
サイトを実際に作るにはHTML、CSSの技術が必要になります。 ただ、先ほども書いた通りそんなに難しくはありません。正直、ネットで調べながら簡単なサイトなら作れちゃいます。どれくらい稼げるの?
僕の経験則でいうと、簡単な1ページのサイトであれば、1万~3万円程だと思います。 例えば、今見ていただいているこのページを作ったら1万円という感じです。デザインは他の人がやった上で、ネット上で見えるようにするだけです。 もし、デザインもする場合は、更に1万~3万円プラスあたりかなと思います。それって高いの?安いの?
たしかに。よく分からないですよね。 例えば、サイト作成に慣れている僕であれば、簡単な1ページのサイトは2~4時間で作れます。 どうでしょう。 良いお仕事だと思いませんか?時給換算してみると…
1万円で4時間掛かったとしても、時給2,500円です。仮に、3万円で2時間だとすれば、なんと時給1万5千円です。
でも、本当に案件は取れるの?
正直、難しいと思います。 「やっぱり無理じゃん!」 いえいえ、『HTML、CSSだけだと難しい』ということです。理由は2つあります。
- HTML、CSSだけで作れるサイトの案件は多くない
- HTML、CSSだけでは、お客さんの要望に応えきれない
稼ぐ方法 2:お客さんの要望を叶えられるスキルを持つ
「サイトを作りたい人」はどういう想いがあるのでしょうか? それは、「何かを発信したい」という想いです。 商品・サービスの認知度を上げたい 商品を販売したい 来店してほしい 作品を見てもらいたい など、理由は様々ですが、多くの人に見てもらいたいわけです。 僕は今まで100以上のサイトを作りました。そして、ほとんどのサイトにお知らせやブログを実装しました。 この経験から分かることは、それらの機能にはニーズがあり、必須ともいえる機能だということです。そして、その機能を実装するために必要なのがPHPです。他には…
他には、サイトに動きを持たせたい人もいます。このサイトみたいにフワっと表示させたり、もっと派手なものもあります。動きを入れたい方は多いです。サイトを見る人からするとどうかという問題はありますが、要望があるのは確かです。
これらはCSSやjavascriptを使います。PHPと比べると優先度は落ちますが、必要なスキルです。
だからこそ、PHPを学習する価値があるのです。
PHPをオススメする3つの理由
- 報酬が良い
- 案件が取りやすくなる
- PHPまで出来る人が割と少ない
報酬が良い
簡単なホームページ制作だけだと、良くて10万円くらいですが、PHPが出来ると15万~30万円の報酬が多くなります。ページ数によっては50万円を超えることも。 報酬が増える理由は、「ブログ」や「お知らせ」に需要があること、そして技術料が加算されるためです。必要なもの・欲しいものにはお金を出す価値があります。案件が取りやすくなる
お客さんは要望を叶えてくれる人に依頼したいと思っています。当然ですよね。せっかく作るのに”出来ない”はなるべく避けたいはずです。 また、なるべく一社・一人にまとめて依頼したいとも思っています。理由は簡単で、いろいろなところに依頼すると手間もリスクも増えてしまいます。例えば、やり取りに時間が掛かり、完成までに時間が掛かってしまうなどです。 そのような背景から、PHPが出来ると重宝されます。 理由は、ブログやお知らせなどはもちろん、PHPを使うと他の望みも多く叶えることができるからです。 さらには、機能とサイト作成をまとめて依頼されるので、案件規模が大きくなります。デザインも出来れば鬼に金棒ですね。PHPまで出来る人が割と少ない
サイト作成ができて、PHPまで出来るという人は思いのほか少ないです。 会社であれば人材はいるかと思いますが、個人と比較すると費用が掛かる場合が多いですし、融通が効かないケースもあります。 とはいえ、会社だと信用・安定というメリットが大きいのは確かです。 ただし、個人でその技術を持っていると、小回りが効く軽自動車と同じく需要があります。しかも、出来る人が少ないので、リピーターにもなってもらい易いという特権があります。 僕も始めた頃にお仕事をいただいた人から今もお仕事を受けています。 リピーターになってもらうことは、安定させるためには重要です。 コミュニケーションをしっかり取り認識のズレをなくして、丁寧に仕事をすれば、自然にリピーターとなってもらえます。安心してください。そんな簡単に習得できるの?
いいえ、難しいです。 残念ながら、一朝一夕で身につく技術ではありません。 先ほども書きましたが、サイト作成に必要なHTMLやCSSであれば、ネットで調べながらでも十分学習できます。調べ方に慣れてくれば一人で作成も可能です。 ですが、PHPはそう簡単ではありません。 僕は元々プログラマでしたので、PHPも独学でなんとかなりました。 「じゃあ、どうすればいいの?」方法は2つあります
- 独学
- スクールで勉強する(オンラインもOK)
独学で頑張る
まずは、僕と同じく「独学で頑張る」です。 メリットは困ったときに自分で何とかする力が付きます。これは仕事を始めた後にも役に立つ力です。 デメリットは時間が掛るということです。もし学習に1年掛かれば、その期間の報酬はありません。2万円ずつ稼げていたとすると、24万円の稼ぐ機会の損失です。 また、学習の方向性を間違って時間を無駄にしてしまう可能性があります。仕事で使えないとなれば、何のために頑張ったのかわかりません…。 時間は貴重なので、そういった点は注意して勉強してくださいね。スクールで勉強する(オンラインもOK)
次は、スクールです。実は僕も簿記のスクールをオンラインでやっています。 メリットは学習の方向性を間違う心配が無く、教えるためのカリキュラムが組まれているので進めやすいことです。学習のための地図があるので迷うことはありません。 また、直接通わずともオンラインで受講することもできます。今だとコロナの心配がありますが、安心ですね。 デメリットはお金が掛かる点です。 僕も独学で勉強すればお金は掛からないのだから、わざわざお金を掛ける必要はないと思っていました。 ですが、正しい理解ができること、大幅な時間短縮ができることという点だけを見ても、実はその価値があるのかなと思えるようになってきました。 ただし、オンライン受講は特になどサボりがちになってしまう人がいます。そうなると「投資」ではなく「浪費」になってしまいます。向き不向きがあるのでよく考えましょう!お金が掛かることへの意識の変化
理由は3つあります。- 学習のスピードがあがることの価値 学習が早く終えると、早く稼ぎ出せます。また、お客さんと先に繋がれる可能性も高くなります。
- 学習の精度があがることの価値 お客さんにとってサービスの質が高いに越したことはありません。そして、質が良いとリピーターになってくれる確率も上がります。
- 時間短縮の価値 あなたは電車に乗りますか? 電車に乗る理由は、時間短縮と歩く手間を減らすためだと思います。 例えば、年間に100回乗ったとしましょう。往復で1回500円としても年間5万円使っていることになります。 時間や手間の短縮にはそれだけの価値があります。 学習にお金を使うのも同じ理由です。
簿記のスクールを受けてみて
「お金」についての勉強がしたいと思い、2020年8月に簿記のためのスクールを受け始めました。一応11月の3級の試験に向けて進めていたのですが、何とか合格できました。 間違った理解をしそうなときも、動画の説明などで理解することができました。独学だったら、試験に間に合っていなかったかもしれません。 学習時間を短縮できたのは嬉しいことでした。改めて時間の価値を感じました。 参考までにm(__)mまとめ
- 副業を始めるか悩んでいる人は技術を磨こう
- オススメはサイト制作
- HTML、CSSをまず学習しよう
- PHPやjavascriptで強みを手にしよう
- 短期間で正しく学習するにはスクールも検討しよう
- まず、何かアクションを起こそう