

f(x)=x を微分したいと思います。
出来る範囲で調べていますが、学術的に本当に正しいかどうかは保証できません…ご了承くださいm(__)m
学生の方であれば、疑問に思ったところなどは教授・助教授、その他周りの方に確認してくださいね。
f(x)=xの微分
微分の定義より、
f(x)=x より、
「h」は存在しないので、「h」を0に限りなく近づけても
よって、
終了。
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f(x)=xの微分(以下、棒さんたちのやり取りバージョン)

それでは、
まず、微分の定義より、
では、棒也くん。
次に、f(x)=x より、どのようになるか分かりますか?

はい!考えてみますね。
となると思います!

その通りです。では、引き続き計算もしてくれますか?

はい!
まず、「x」と「-x」で消えて、
「h÷h」は「1」なので、

(うなずき)

あとは、
…。これで合っていますか…?

はい。それで正解です。
棒也くん、ありがとうございました。
計算してくれた通り、
不定積分∫1dx の解になる

微分と積分には
まだ、証明していませんが、いったん使えるものとさせてくださいね。
すると、今回の微分の結果から、下記が成立することが言えます。

(ボソボソ)
先ほどの微分から
…あれ?「+C」って何ですか?
積分定数C

説明していませんでしたね。詳しくはまた違う機会に説明しますが…
そうですね。まず
では、棒也くん。実際に

はい!
あっ、本当ですね!
「x」が出てこないから、

そのとおりです。
では、次に

はい!
まず、「x」と「-x」で消えて、あっ、「C」と「-C」で「C」も消えます!

そうなんです。xに依存しない定数部分は必ず
念のため、棒也くんの計算を進めると
となりますので、
つまり、

なるほどです!
不定積分の解としては、任意の数を加えても成立するから、「+(積分)定数」が答えになるんですね。
ということは、最初に僕が考えた形

はい、そうなりますね。
ちなみに、「定数」は英語で「constant」なので、その頭文字をとって「C」を使っています。ですが、積分定数Aと明記すれば「A」など「C」以外でも問題ありません。

そうなんですね!

それでは、少し長くなってしまいましたが、今回は以上となります。
今回のように微分をしたタイミングで微分の解を覚えておくと、積分を解くときに役に立ちそうですね。今後も微分を解いた際は不定積分の形でも表記するようにしますね。
それでは、棒也くん、お付き合いいただき、ありがとうございました。

とんでもないです!こちらこそありがとうございます!
それでは、次回もよろしくお願いします!
まとめ

今回の話を少しまとめておきます。
f'(x)=1$となる- 微分と積分には
のとき をいう関係がある - 不定積分の解には「+C」を忘れないようにしよう(特に学生さん)
出来る範囲で調べていますが、学術的に本当に正しいかどうかは保証できません…ご了承くださいm(__)m
学生の方であれば、疑問に思ったところなどは教授・助教授、その他周りの方に確認してくださいね。
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