サイト作成をしているとブラウザチェックは欠かせません。5年前とかもう少し前ですとIEの対応に追われることが多々ありました。
今ですとIEの古いバージョンのサポートも終了したり、バージョンが最新に自動更新されたり、古いPC自体が壊れたりなどでブラウザのシェア率など大きく変わってきたかと思います。
実際にChromeで作成していても他のブラウザで問題ないことが多くなりました。
※単純にコーディング自体自然と気を付けるようになっている部分もありますが
久々にブラウザのシェア率が気になったので調べてみました。
スポンサーリンク日本のブラウザシェア率
ここ最近の 1年間と 5年前のものを比較すると、Chromeのシェア率が大幅に上がり、IEが大きく下がっているのが分かります。
IEの低下分がChrome、Safariへと移った印象です。
ここ数年で大きく変わったことといえば、やはりスマートフォンの普及が進んだことかと思います。そのスマホ普及率とともにAndroid携帯であれば Chrome、iPhoneであればSafari(Chrome)とシェア率に影響を与えたのかなと推察できます。
ブラウザシェア率の後にデスクトップ、モバイル、タブレットのシェア率も見ていきます。
2017/9~2018/9
▼確認させていただいたサイト
http://gs.statcounter.com/browser-market-share/all/japan/#monthly-201709-201809-bar
ブラウザ | 割合(%) |
---|---|
Chrome | 39.57 |
Safari | 27.19 |
IE | 15.76 |
Firefox | 9.08 |
Edge | 4.12 |
Android | 1.18 |
2012/9~2013/9
▼確認させていただいたサイト
http://gs.statcounter.com/browser-market-share/all/japan/#monthly-201209-201309-bar
ブラウザ | 割合(%) |
---|---|
IE | 46.37 |
Chrome | 19.55 |
Safari | 13.52 |
Firefox | 12.44 |
Android | 5.23 |
PC・モバイル・タブレットの割合
ここ5年でモバイルの割合がかなり増えています。タブレットも多少増えていますが、個人的には思ったよりは増えていない印象です。
大画面のスマートフォンがあれば十分なのかもしれないです。
とはいえ、サロンや結婚式場などで、セットやドレスの写真一覧を見せたり、モールなどであれば会員登録などをタブレットで行ったり、レジ代わりにもなったりとタブレットの活躍の場も増えているのかなと思います。大きく見せれる上、持ち運ぶ必要はないため、タブレットの方が適しています。
2017/9~2018/9
▼確認させていただいたサイト
http://gs.statcounter.com/platform-market-share/desktop-mobile-tablet/japan/#monthly-201709-201809-bar
デスクトップ・モバイル・タブレット | 割合(%) |
---|---|
デスクトップ | 66.03 |
モバイル | 29.56 |
タブレット | 4.41 |
2012/9~2013/9
▼確認させていただいたサイト
http://gs.statcounter.com/platform-market-share/desktop-mobile-tablet/japan/#monthly-201209-201309-bar
デスクトップ・モバイル・タブレット | 割合(%) |
---|---|
デスクトップ | 85.74 |
モバイル | 11.53 |
タブレット | 2.73 |
ブラウザのバージョンで確認(IEやスマホのため)
IEのシェア率の変化が明らかです。現在ではサポートが終了したIE10以下の割合が約45%もありました。
そして現在はPCだとChromeが大きなシェアを持ち、iPhone、Androidを合わせるとスマートフォンのシェア率はそれ以上となります。
5年前とはチェックが必要なブラウザ・端末が大きく変化したことが分かります。
2017/9~2018/9
▼確認させていただいたサイト
http://gs.statcounter.com/browser-version-market-share/all/japan/#monthly-201709-201809-bar
ブラウザ(バージョン) | 割合(%) |
---|---|
Chrome 61.0-67.0 | 24.08 |
Safari iPhone | 18.74 |
IE11 | 14.9 |
Chrome for Android | 9.79 |
Safari iPad | 3.18 |
Other | 29.31 |
※割合が確認できるChromeはひとまとめにしています
2012/9~2013/9
▼確認させていただいたサイト
http://gs.statcounter.com/browser-version-market-share/all/japan/#monthly-201209-201309-bar
ブラウザ(バージョン) | 割合(%) |
---|---|
IE9 | 23.93 |
IE8 | 11.95 |
IE10 | 9.34 |
Chrome 23.0,26.0-29.0 | 12.17 |
Safari iPhone | 5.7 |
Android 0 | 5.23 |
Safari6 | 2.3 |
Safari iPad | 2.06 |
Other | 27.32 |
※割合が確認できるChromeはひとまとめにしています
ブラウザチェックについて(まとめ)
この5年で大きく変わってきました。
現在ですと、作成・構築はChromeで行い、ブラウザチェックはPCだとIE11、Firefox、スマホだとiPhone、Androidでのチェックとなるのかなと思います。
タブレットは要望に応じてといったところかと思います。
また、スマホに関しては実際問題多くの端末でチェックするのは難しいのが現状かと思います。
※大きな企業は別ですが…
実際はChromeのデベロッパーツールでスマホ確認を行い、所持してるスマホ実機で確認するのがベターかと思います。最近は基本的にレスポンシブ対応したサイト作成ですので、端末・ブラウザにあまり大きく左右されることはないように思います。(経験則ですが)
久しぶりにシェア率を見てみて
以前と比べて「IEだと・・・」という問い合わせや修正が大幅に減ったと感じていましたが、シェア率を見ると当然のことなのだと改めて思いました。
かなり苦しい対応をしていたあの頃が懐かしくも思います。構築しやすい環境になってきていますが、慢心しないよう心掛けたいと思います。
参考サイト(ページ)
下記のサイト様を参考にさせていただきました。
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