【お金の勉強】利回りが3%と5%だとどれくらい違う?を30年間で比較した結果(3%~7%を検証)

投資と聞くと利回りが3%とか5%、7%とかを耳にすることが多いです。数字で聞くと2%ずつしか違いはありませんが、この小さな違いが「長期の投資」の場合に、どれくらい結果に影響を及ぼすのでしょうか?

どれくらいの差が出るか、あまり想像できません。ということで、実際に検証してみたいと思います。

最近「【お金の勉強】預金と利回り3%を30年間で比較した結果>」で利回り(年率)3%の計算をしました。このとき使った条件をベース(貯金300万円は無しにする)に、3%~7%を検証していきたいと思います。

それでは、利回りが1%違うと、どれくらい結果に違いを生むか、しっかりチェックしていきたいと思います。もし、小さいなパーセンテージの違いでも大きな違いが出てくるのであれば、様々な手数料に関して敏感になる必要があるということです。今回はそれを知ることができればと思います。

注意点

検証結果はあくまで推測の域を超えません。ですが、少しでも現実的な結果になるよう投資の利回り(年率)を低めで検証してみたいと思います。実際に投資するかどうかは自分で責任を持つしかありませんが、何か参考になれば幸いです。

本記事でシミュレーション等金額などを計算していますが、あくまで想定した内容を計算しただけのもので、その結果を保証するわけではありません。掲載内容からいかなる損失や損害などの被害が発生したとしても、当ブログでは責任を負いかねます。ご理解ください。

検証で使う条件

イメージしやすいように簡単にですが人物をイメージして検証したいと思います。「現在の状況」と「この先30年間の想定利回り」の2つの条件を見ていきます。

現在の状況

次のような人物と想定して検証していきます。

  • 現在、30歳
  • 投資は行っていない
  • この先、投資に回せるお金は3万円(積み立てNISAが使えます)

この先30年間

次の5パターンを検証・比較します。

  1. 毎月3万円投資して、利回り(年率)が「3%」だった場合
  2. 毎月3万円投資して、利回り(年率)が「4%」だった場合
  3. 毎月3万円投資して、利回り(年率)が「5%」だった場合
  4. 毎月3万円投資して、利回り(年率)が「6%」だった場合
  5. 毎月3万円投資して、利回り(年率)が「7%」だった場合

純粋に利回り(年率)の違いだけで、30年後どれくらいの違いが出てくるのか?先日作った資産運用シミュレーションを使って検証していきたいと思います。

詳細に関しては単調になるかと思いますので、先に結果を表にまとめたものを掲載しておきます。

比較結果の表を先に載せておきます

先に利回り3%~7%の結果をまとめた表を載せておきます。結果だけであればここを見ればわかるかと思います。

想定利回り
(年率)
評価額 運用収益 増額率
3% 1,748万2,000円 668万2,000円 約1.6倍
4% 2,082万1,000円 1,002万1,000円 約1.9倍
5% 2,496万8,000円 1,416万8,000円 約2.3倍
6% 3,013万5,000円 1,933万5,000円 約2.8倍
7% 3,659万9,000円 2,579万9,000円 約3.4倍
比較 差額
3%と4%を比較 333万9,000円
4%と5%を比較 414万7,000円
5%と6%を比較 516万7,000円
6%と7%を比較 646万4,000円
3%と7%を比較
※参考
1,911万7,000円

さて、表を見てみると利回りが1%変わるだけで結果は大きく異なります。差額が一番少ない、3%と4%を比較しても300万円以上の差があることが分かりました。極端ですが、3%と7%だと30年後には2倍以上の資産差がありますね。

まあ、極端な話は置いておいて、この結果を見て「貯蓄性のある保険」について調べてみたいと思いました。どのような内容かというと、「『貯蓄性のある保険』と『掛け捨ての保険&自分で投資』を比較した場合、どちらが未来の資産のためになるか?」です。

色々な方のサイトや動画などで、「掛け捨ての保険&自分で投資」の方が良いと察しは付いていますが、実際に数字を出してみたいと思います。本記事は「利回りの違いによって、資産運用の結果がどれくらい違うか」を確認するのが目的なので、これ以上は掘り下げないでおきます。

それでは、細かい部分が気になる方は引き続き各検証を見ていただければと思います。

検証1(毎月3万円、想定利回り3%)

まずは、毎月3万円投資して、利回り(年率)が「3%」だった場合を検証していきます。

条件設定

上から順に下記のように設定します。

  • 積み立て分だけなので、最初は「0」万円
  • 毎月の積み立て投資額は「3」万円
  • 想定利回り(年率)は「3」%
  • 積立期間は「30」年

結果

30年間3万円ずつ投資してきたので、その合計投資額は1,080万円です。貯金であれば、この1,080万円が貯まっているという感じです。

そして、今回投資した結果、利回り(年率)が「3%」だった場合と仮定しています。その結果、30年間で668万2,000円増えました。

よって、投資額と合わせた資産合計は1,748万2,000円となりました。投資したお金が30年間で約1.6倍に増えました。

検証2(毎月3万円、想定利回り4%)

まずは、毎月3万円投資して、利回り(年率)が「4%」だった場合を検証していきます。

条件設定

上から順に下記のように設定します。

  • 積み立て分だけなので、最初は「0」万円
  • 毎月の積み立て投資額は「3」万円
  • 想定利回り(年率)は「4」%
  • 積立期間は「30」年

結果

30年間3万円ずつ投資してきたので、その合計投資額は1,080万円です。貯金であれば、この1,080万円が貯まっているという感じです。

そして、今回投資した結果、利回り(年率)が「4%」だった場合と仮定しています。その結果、30年間で1,002万1,000円増えました。

よって、投資額と合わせた資産合計は2,082万1,000円となりました。投資したお金が30年間で約1.9倍に増えました。グラフを見ると、元本(投資額)と運用収益(増えた額)がもう少しで交差しそうです。ちなみに交差するときが、ちょうど資産が2倍になったことを意味します。

検証3(毎月3万円、想定利回り5%)

まずは、毎月3万円投資して、利回り(年率)が「5%」だった場合を検証していきます。

条件設定

上から順に下記のように設定します。

  • 積み立て分だけなので、最初は「0」万円
  • 毎月の積み立て投資額は「3」万円
  • 想定利回り(年率)は「5」%
  • 積立期間は「30」年

結果

30年間3万円ずつ投資してきたので、その合計投資額は1,080万円です。貯金であれば、この1,080万円が貯まっているという感じです。

そして、今回投資した結果、利回り(年率)が「5%」だった場合と仮定しています。その結果、30年間で1,416万8,000円増えました。

よって、投資額と合わせた資産合計は2,496万8,000円となりました。投資したお金が30年間で約2.3倍に増えました。利回り5%だと、2倍以上になるんですね。つまり、「投資額」より「増えた額」の方が多いということですね。

グラフを見ると、25年目くらいに元本(投資額)と運用収益(増えた額)が交差しています。この交差点は「投資額」と「増えた額」が同じ、つまりこの投資における資産が「2倍」になったということです。

検証4(毎月3万円、想定利回り6%)

まずは、毎月3万円投資して、利回り(年率)が「6%」だった場合を検証していきます。

条件設定

上から順に下記のように設定します。

  • 積み立て分だけなので、最初は「0」万円
  • 毎月の積み立て投資額は「3」万円
  • 想定利回り(年率)は「6」%
  • 積立期間は「30」年

結果

30年間3万円ずつ投資してきたので、その合計投資額は1,080万円です。貯金であれば、この1,080万円が貯まっているという感じです。

そして、今回投資した結果、利回り(年率)が「6%」だった場合と仮定しています。その結果、30年間で1,933万5,000円増えました。

よって、投資額と合わせた資産合計は3,013万5,000円となりました。投資したお金が30年間で約2.8倍に増えました。利回り5%と同じく「投資額」より「増えた額」の方が多いということですね。

グラフを見ると、利回り5%より4年ほど早い21年と1か月くらいで元本(投資額)と運用収益(増えた額)が交差しています。そのタイミングでこの投資における資産が「2倍」になったということですね。

検証5(毎月3万円、想定利回り7%)

まずは、毎月3万円投資して、利回り(年率)が「7%」だった場合を検証していきます。

条件設定

上から順に下記のように設定します。

  • 積み立て分だけなので、最初は「0」万円
  • 毎月の積み立て投資額は「3」万円
  • 想定利回り(年率)は「7」%
  • 積立期間は「30」年

結果

30年間3万円ずつ投資してきたので、その合計投資額は1,080万円です。貯金であれば、この1,080万円が貯まっているという感じです。

そして、今回投資した結果、利回り(年率)が「7%」だった場合と仮定しています。その結果、30年間で2,579万9,000円増えました。

よって、投資額と合わせた資産合計は3,659万9,000円となりました。投資したお金が30年間で約3.4倍に増えました。利回り5%と同じく「投資額」より「増えた額」の方が多いということですね。多いどころか、投資額の2.3倍以上も増えています。

グラフを見ると、利回り6%よりも早く18年と1か月後には元本(投資額)と運用収益(増えた額)が交差しています。そのタイミングでこの投資における資産が「2倍」になったということですね。

比較結果

利回り3%~7%の結果を比較できるように表にまとめました(最初に載せた表と同じです)。

想定利回り
(年率)
評価額 運用収益 増額率
3% 1,748万2,000円 668万2,000円 約1.6倍
4% 2,082万1,000円 1,002万1,000円 約1.9倍
5% 2,496万8,000円 1,416万8,000円 約2.3倍
6% 3,013万5,000円 1,933万5,000円 約2.8倍
7% 3,659万9,000円 2,579万9,000円 約3.4倍
比較 差額
3%と4%を比較 333万9,000円
4%と5%を比較 414万7,000円
5%と6%を比較 516万7,000円
6%と7%を比較 646万4,000円
3%と7%を比較
※参考
1,911万7,000円

今回の検証結果から、差額が一番少ない、3%と4%を比較しても30年で300万円以上の差があることが分かりました。3%と7%だと30年後の資産の差額は2倍以上にもなります。

まあ、極端な話は置いておいても、1%でも利回りが変わると、増える額は大きく変わるわけです。

ということで、やはりこの結果を見て感じるのは、冒頭でも書いたとおり「『貯蓄性のある保険』と『掛け捨ての保険&自分で投資』を比較した場合、どちらが未来の資産のためになるか?」という点です。

自分も外貨の積み立てがありますし、家族にも資産運用するタイプの保険があります。決して他人事ではないので、詳しく調査・検証を行いたいと思います。一応、簡単には見直して、掛け捨て系の保険は問題なさそうでしたが、貯蓄性のある保険の手数料がまだ把握しきれていません。

先ほども書きましたが、色々な方のサイトや動画などで、「掛け捨ての保険&自分で投資」の方が良いと察しは付いています。ですが、自分で計算してみて理解したいと思います。自分が理解していないと家族などに説明するのも難しいので…。

まとめ

比較結果に書いたことが「まとめ」みたいになってしまいました(笑)。ということで、少し保険に関して、実体験を元に恥ずかしながらまとめたいと思います。

保険に関して、ライフプランという形で話を2年前とかに話をしました。実際に話をしているときは、理解も納得もしているつもりで話を聞いていました。iDeCoやNISAの相談にも乗ってもらいました。それもあって、「良い」という印象が終始あったと思います。僕はなるべく細かく聞いていましたが、それでも結果としてある程度保険には入りました。

ただ、振り返って思い出してみると、保険に入るか否かという時、入る前提で話が進んだなぁという記憶があります。

決して悪い人とは言いませんし、金融商品自体も完全悪とは言いません。ですが、やはり販売者は、良いことをいうし、商品を買ってもらうために頑張るのは当たり前です。それに金融商品はかなり高額な商品です。月々5,000円で10年間だとすると、60万円の商品なわけです。それを販売するためには並み以上の販売努力をしますよね。

ということで、やはり自分自身の知ることが重要です。自分のお金を守るのは自分しかいません…が、僕もまだまだ知識も経験もありません。ですが、これからも、もっと学べていければと思います。少しまとまりが悪く申し訳ないですm(__)m

ここで検証した結果などが、そういった点を少しでもクリアできたり、お金について考える機会に繋がれば嬉しいです。もし、何か不明点やおかしな点がありましたら、お気軽にコメントくださいm(__)m

それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。