【2021年レンタルサーバ比較】ConoHa WING徹底調査

数多くあるレンタルサーバから一つを選ぶのはたいへん苦労します。今まで多くのサイトを作成した中でいろいろなレンタルサーバを見てきました。その経験を踏まえてどういった内容かを徹底的に調べてみたいと思います。

今回はConoHa WINGについて徹底的に見てみます。


スポンサーリンク

プランの違い

ConoHa WINGのプランはベーシック、スタンダード、プレミアムとあります。

違いは下記3点、費用が違うのは当然なので実質2つの違いがあります。

  • 月額費用
  • ディスクスペース(SSD)
  • 転送量目安

どのプランを選べばいい?

シンプルにディスクスペース、つまり容量がどれくらい必要かで選べば問題ありません

また、容量を多めに見ておく必要もありません。なぜかと言いますと、ConoHa WINGではどのプランへも変更可能だからです。つまり、「ベーシック」契約後、容量が足らなくなってきてから、「スタンダード」にプラン変更できます。無駄な出費をしなくて良いので助かります。
※下位プランへの変更も容量がオーバーしていなければ可能

なぜ、転送量目安を考える必要がないのか?

転送量目安を考える必要がないのは、転送量課金が無料だからです。もちろん、目安を大きく超えた場合は、制限が掛かる場合があります。ですが、転送量に対しての課金は発生しません

ですので、転送量、つまりアクセスが多くなってきたら、プラン変更を検討すれば大丈夫です。

また、サイトを立ち上げて間もない頃はアクセスも多くありません。そうすると、転送量がそこまで膨大になることもありません。正直、月30万PVでも気にしなくて良いような気がします。

転送量について考えてみたので気になる方はどうぞ

ただし、サーバ移行の場合は…

サーバ移行の場合は、元々アクセスが多くある可能性があります。念のため30万PVを超えるようなサイトであれば、転送量は確認した方が良いと思います。

転送量に関して朗報です

ConoHa WINGでは2021年1月29日に各プラン転送量目安が倍以上になりました。

プラン 変更前 変更後
ベーシック 9TB/月 18TB/月
スタンダード 11TB/月 24TB/月
プレミアム 12TB/月 30TB/月

変更前は他のレンタルサーバと同じくらいでしたが、他のレンタルサーバと比較しても倍くらいあります。転送量目安に関して言えば、現在群を抜いています。

ConoHa WINGについて詳しく見る

では、ConoHa WINGの特徴や機能を詳しく見ていきたいと思います。私が今まで触ったことがないサーバを含め10個のレンタルサーバについて特徴を比較してみました。その結果や他と比較してどうかという点から見ていきます。

※以下、記述順は、気になりそうな内容から並べています

費用と容量

まずは、プランによって違いがある費用と容量について見ていきます。早速ですが、僕のオススメはベーシックです。理由は後述します。

項目 ベーシック スタンダード プレミアム
初期費用 無料 無料 無料
月額(12ヵ月契約) 810円
(税抜)
1,950円
(税抜)
3,900円
(税抜)
年額(12ヵ月契約) 9,720円
(税抜)
23,400円
(税抜)
46,800円
(税抜)
ディスクスペース
(SSD)
250GB 350GB 450GB

上記の金額はWINGパックの費用を書いています。理由は、長期契約の場合であれば、WINGパックの方が割引が効くためです。

参考:通常の契約の場合

試しに使ってみたいということで、短期間の使用をお考えの場合は、時間当たり何円という契約が合っています。初期費用も最低利用期間もないので、お手軽に始められます

項目 ベーシック スタンダード プレミアム
初期費用 無料 無料 無料
1時間あたりの費用 2円
(税抜)
4円
(税抜)
8円
(税抜)
1か月最大費用 1,200円
(税抜)
2,400円
(税抜)
4,800円
(税抜)
ディスクスペース
(SSD)
250GB 350GB 450GB

初期費用

初期費用は無料です。

僕はレンタルサーバーやプランを決める時に初期費用で比較する必要はないと思いますが、やはり無料は嬉しいですね。

月額費用(12ヵ月契約)

月額費用は毎年(毎月)掛かる費用です。上表の金額は12ヵ月契約をした場合の金額になります。

3年契約だともっと安くなり、3か月契約だと高くなります。私自身レンタルサーバは1年契約にしているのと、お客さんも特別な理由がなければ1年契約が多いのでそちらを掲載しています。

上表の通りベーシック、スタンダードの差額は13,680円です。毎年この差額が発生しますので、無駄な経費が掛からないようプランを選びましょう。

容量はどれくらい必要?(僕の経験から参考までに)

ディスクスペース、つまり容量がどれくらい必要かを考えましょう。

今までに多くのサイトを作成してきた経験から、普通のサイトであれば100GBあれば十分だと思います。また、ConoHa WINGプラン変更が可能です。よって、必要な容量に少し余裕がある程度のプランを選ぶのがいいでしょう。

ということで、僕のオススメはベーシックです。250Gもあるので当分の間、問題なく運用できると思います。

詳しくは下記に投稿しています。「なぜ100GBで十分」か気になる方はご覧ください。

大企業や変わった使い方をする方は要注意

社員数が多く全社員がメールも使うという大企業さんや、自分のホームページ以外のサイトもたくさん作るなど特殊な使い方をする場合は、100GBでは足りない場合があります。用途を洗い出した上でConoHa WINGさんにご相談ください。

プラン変更

どのプランでも好きなプランへ変更することができます。下のプランに下げる時に容量が超えてしまっている場合は変更できませんが、それ以外であれば好きに変更できます。

プラン変更ができるのはとてもオススメです。

プラン変更できた方がよい理由

容量が足らなくなってきた時に、プラン変更をするだけでOKだからです。もしプラン変更できなかったら、新しいプランを契約し直したり、他のレンタルサーバと新規契約しないといけません。

「契約し直せばいいじゃないか」と思うかもしれませんが、サーバ移行というのは思いのほか大変です。僕も何度もやってきて、慣れてはいますが、精神的にしんどい部分もあります。また、慣れていないサーバであれば、一時的にサイトが表示できないという事態も十分起こりえます。

サイトが正しく表示されない、メールが届いていない、ドメイン移管はどうすればいい?等々、気にしないといけないことが多いです。

そして、サーバ移行には費用が掛かります。ドメイン移行やファイル・DBの移行、メールアドレスの再登録など、作業が発生するので、費用も発生してしまいます。

であれば、最初からサーバ移行しなくてもいいようにしておくのが望ましいです。

無料独自SSL

2021年2月現在、SSLは必須だとお考えください。SSLって何?という方は「http://~~」ではなく「https://~~」としてくれるものという程度でOKです。

なぜ必須かといいますと、GoogleのChromeでは、URLバーのところに「保護されていない通信」と表示されます。また、Google検索の結果でもSSLありの方が有利です。安全なものを表示するのは当たり前ですよね。

現在、日本でも世界でもNo.1シェアのブラウザであるChromeおよびGoogleがそういった対応をしている以上、無視はできません。よって、SSLは必須です。設定すればメリットしかなく、未設定であれば大きなデメリットとなります。

ConoHa WINGは無料の独自SSLがあります。追加費用なく、SSLの設定が出来ます。有料のものもありますが、一先ず無料のもので十分でしょう。

自動バックアップ

なんとConoHa WINGでは1日一回、自動でバックアップしてくれています。もし間違って消してしまった場合などに数日の間であれば復旧することが可能です。

全てのプランでWebサイト、メール、データベースのデータを1日1回バックアップし、過去14日分を復旧用データを保持してくれます。

つまり、14日以内に気づけば管理画面から簡単に復元可能です。しかも、費用は掛かりません。

リスクヘッジになる機能が無料で付いています。ここもかなりオススメポイントです!

サポート

サポートにはメールとチャット電話のサポートがあります。

※チャットと電話に関しては使い方などの問い合わせで利用できるか確認してみます

メールは24時間受け付けられていて、10:00~18:00の間に返信があるようです。1日2日で返信はあるかと思います。ConoHa WINGでは問い合わせたことはありませんが、他のレンタルサーバーで考えるとそれくらいだと予想されます。

また、急ぎの場合は電話サポートもあります。平日の10:00~18:00に限られますが、トラブルがあった時など電話で聞けるのは心強いです。しかも、電話であれば細かいニュアンスなども拾ってもらえる可能性もあるので、本人がよく分かっていない場合には適しているかもしれませんね。

ただし、技術的な質問になると、「フォームからの問い合わせが必要になります」と言われる場合があります。僕の質問はそちらのことが多いので経験済です。オペレータさんが回答しやすいように確認すると電話で聞ける事もありますが、「フォームから…」と言われたら、諦めてフォームから問い合わせましょう。

案外チャットの問い合わせも良い

チャットでの問い合わせもあります。こちらも10:00~18:00の間使うことができます。

最近他ののレンタルサーバでチャットで問い合わせをしたのですが、キーボードを打つ以外は電話での問い合わせと遜色ありませんでした。電話より待ち時間は短い印象ですし、返信もリアルタイム(オペレータさんも考える時間があるので少し返信に時間は掛かります)でしてくれます。

チャットでの問い合わせも結構オススメな気がしてきました。これから僕自身もチャットでの問い合わせも増えるかと思いますので、何か分かりましたら追記しますね。



安心材料

いくつか安心材料となる情報が提示されていますので、見ていきましょう。

アカウント数

27万アカウント突破 です。長くあるレンタルサーバーと比較すると数は劣ってしまいますが、サービスの期間を考慮するとかなり多いと思います。

利用者さんが多いと、何か分からないことがあったときに、調べると本当にたくさん情報が出てきます。問い合わせたらいいと思うかもしれませんが、細かい内容などはオペレータさんよりググった方が分かる場合もあります。

また、技術面だと問い合わせ後、1日くらいは待つ必要があったりします。調べて出てくるのであれば、それに越したことはありません。

サーバ稼働率

サーバ稼働率は99.99%以上です。ほぼほぼ動いているということです。

このパーセンテージは大切です。サーバが稼働していないとサイトが見れませんし、メールも正常に送受信できないかもしれません。ですが、99.99%以上なので、特に心配する必要はありません。

サービスの期間

7周年中なので7年以上大きな問題なくサービスが提供されています

こちらも長いところと比べるとまだ短いですが、それでも順調に運用されています。

機能面

サイトを制作する視点から押さえたい点をご紹介します。大体はWordpressで作成するので、PHP、MySQLは必須ですね。また、独自ドメインを取得しない人はほとんどいないでしょう。

  • 独自ドメイン⇒必須
  • MySQL(データベース)⇒ある程度の数作れる(無制限だと安心)
  • PHP⇒PHP7が使えれば十分

次にサイト制作とは関係なく僕が見ておきたいと思う点です。「他のドメインで何かやりたい」ということはよくあります。よって、ドメインは複数設定できることを確認しておきたいですね。また、FTPもあると便利ですし、誰かにサイト作成を依頼するのであれば、FTPアカウントを複数作れると便利です。

  • マルチドメイン⇒ある程度の数作れる(無制限だと安心)
  • FTPアカウント⇒ある程度の数作れる(無制限だと安心)

以下、基本的な機能を表でまとめておきます。

項目 内容 備考
データベース
MySQL
無制限 無制限なので、何も心配ありません。
Wordpressを使うことができます。
他にもシステムを使ってサイトを構築するのであれば、複数必要になります。
URLアドレス 独自ドメイン 好きなドメインを使えます。
※誰かに取得されているドメインは使用できません
マルチドメイン 無制限 無制限なので、何も心配ありません。
自分のサイトだけであれば、1つあれば十分です。
ですが、何かのキャンペーンなどで別のドメインを使いたい時に新しく取得できます。
サブドメイン 無制限 無制限なので、何も心配ありません。
「lucklog.info」に対して「blog.lucklog.info」というサブドメインを設定できます。
ドメインと同じように扱えます。サイトとブログでドメインを分けたい場合などに使えますね。
PHP PHP5/7 PHP5も7も使えるので何も心配ありません。
古いサーバから移行したい場合にPHP5が必要な場合があります。
通常はPHP7があれば十分です。
SSI SSIが使えます。
旧サイトを移行する場合にSSIが使用されている場合でも、そのまま移行できます。
PHPでも代用は可能なのでそこまで重視する必要はないかと思います。
簡単インストール WordPressなどを簡単にインストールできます。
Webページ
アクセス制限
制作中のサイトをチェックする場合に、限られた人だけが見れるように設定できます。
サイト公開まで制限を掛けておけば、安心してサイト作成・チェックができますね。
.htaccess
編集機能
このファイルを編集することで、「http」から「https」へと遷移させたりできます。
FTP
アカウント
無制限 無制限なので、何も心配ありません。
外部の人にサイト作成をお願いする場合に、FTPアカウントを作成して渡すこともできます。
そうすれば、サーバのログイン情報などを渡さずに対応してもらえます。
メール
アカウント
無制限 無制限なので、何も心配ありません。
社員全員にアドレスを作成したりできます。
メーリング
リスト
無制限 チームごとにリスト作成することでプロジェクト管理などに使えます。
制限もないので、様々なシチュエーションで利用できます。
メール転送 普段使うメールへ転送しておけば、メールの管理がしやすくなります。

サポート機能

専門用語が並ぶので、このあたりは見ても…という感じですかね。

ざっくり説明すると、多量のアクセスに強い、サイトの表示が早い、安全、といった内容です。サーバは何を使っているか?その他の付属品やソフトはどういったものが入っているかなどの情報です。

ConoHa WINGさんの情報で記載されているものを一通り見ましたが、十分な機能だと思います。

いくつか表でまとめておきます。

項目 内容 備考
Apache + nginx 大量の同時アクセスに強いです。
広告などを使ってアクセスを急速に集める場合などに助かります。
RAID構成 RAID10 障害に強く、高速です。
超ざっくり説明すると、データを分割して保存するので高速。
同じファイルの双子も用意するので障害にも強い。
単純にSSDが一つ壊れたくらいなら、データが壊れることはありません。
コンテンツキャッシュ 独自のコンテンツキャッシュでサイトの表示を高速化できます。静的ページだけに適応などの設定もできます。
HTTP/2 SSL化したWebサイトの表示速度が大幅に向上する新しい通信規格です。
・LiteSpeed LSAPI
・OPcache
PHPなどのシステムを利用した場合、CPUの負荷を減らして、プログラムを高速化してくれます。
WAF ウェブアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃から保護してくれます。

まとめ

いろいろな面からConoHa WINGさんを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

正直、今回初めてここまで調べました。普段使うことがあるレンタルサーバーと比較しても全く劣らない機能と費用でした。

最後に僕がやはりここが良いという点をまとめておきます。

  • 費用が比較的安い
  • 容量も十分
  • プラン変更ができる
  • 無料独自SSL
  • 自動バックアップがある
  • 電話サポートがある
  • チャットサポートがある
  • サイト作成に必要な機能が一式揃っている

最後までご覧いただきありがとうございました。参考になれば幸いです。



関連リンク

どのようなところを比較すると良いかまとめてみました。悩んでいる方はご覧ください。

スポンサーリンク